最終更新日 2022/06/05

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60話 ポイント交換

9月19日(月曜日)

「おはよう」

「おう。おはよう」

「光矢君、おはよう♪」

「水晶君おはよう。」

「光矢。お前昨日はどこにいたんだ?」

「フィンテルにいたよ。ねぇ?」

「うん。戦い終わったあとに、私達は合流したけど、陸原君は、どこに?」

「俺か?俺はメンバーと話し合って、拠点のある街にいた。」

「ポイントは稼げた?」

「一応、40万ポイントは貰えたぞ。」

「へぇ〜。なかなか、多いね。」

「光矢はどれだけとったんだ?」

「う〜ん。確か、成功報酬が1万、国王様の守備成功で3万、魔王襲来し討伐成功で6万、
今のが、フィンテルに属した全員に贈られたポイントで、自分が稼いだポイントは、
8万位だから、合計で18万弱って感じだったよ。」

「全然じゃないか。」

「最後の30分くらいしか戦っていないから、そんなものだよ。」

「なんで、最後の30分なんだ?」

「ああ(苦笑)イベント用に睡眠削ってアイテム作ったんだけど、終わって安心したら、
眠気が一気に来て、仮眠のつもりが爆睡しちゃってたんだよね。

そして、魔法とかの音で目が覚めてのが、終了30分前ってわけさ。」

「はぁ。持ったいねえな。」

「はあい。みんな、席について〜。」

昼休み

「お〜い!海人!」

「ああ!今行くから待ってろ!友達待ってるから行って来る。」

「いってらっしゃーい。」

「そう言えば、今日の昼から戦勝式典があるって言ってたような。」

「そうみたいだね。端末で見る?」

「どんなものか見て見ようよ。」

30分程で式典は終了した。

「あんな感じなんだね。」

「ねぇー。」

「あれ?メールが来てる。え〜と、え!?」

せっかくだからと、メールを確認すると1件来ていた。

「水晶君どうしたの?」

「フィンテルの発展度が100%になったから、
1週間後にフィンテルは第2段階に移行しますだって。」

「何が、引き金だったのだろうね。」

「たぶん、光矢君が作った武器なんじゃないの?」

「え〜。そうかなぁ。」

「そうだ!ポイント何に使う?やっぱり、装備関連が気になるよね。」

「そうですね。あと、回復アイテムもほとんど無いので、バランスが難しいかな。」

「光矢君は?」

「僕は拠点で、交換リストを見ながら考えるけど、生産素材・種を中心にするつもり。」

「種はなんで?畑に撒くの?」

「そうだよ。畑が5面あるから、色々な作物を試して見たいし。」

放課後、するべき事を済ませて、午後8時にログインした。

「さて、交換してしまうか。」

3000ptの古龍の装備素材10個、7000ptの龍王の装備素材10個、50ptの色々な種100個、
5000ptのホーム設備ランクアップの書3個、1000ptのスキルレベルアップの書6個、
3000ptの隕石(隕鉄700グラム)8個、500ptの作物増産札10枚、
5000ptの鍛冶生産成功率50%上昇アイテム5個を選んで決定した。

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